第一部 自分の過去を知る
step2 いまの自分を知る

他人の問題にふりまわされていませんか



もともと分かれた夫のアルコール依存症で
相談したのが発端だったから
一番最初に出た言葉がうつ病と共依存だった。

それまでは自分が病気だとは気がつかなかったので
何故私が?という気持ちだった。

共依存のチェックリスト

16項目のうち
チェックがつかなかったのは一項目だけだった。

つい癖で自分のことよりも相手に合わせてしまう
相手が困っているのを見ていられないから
つい先手を打ってお世話を焼いてしまう。

相手が世話を焼かれるのに満足しているのを見ると
自分も満足だった。
それが相手をコントロールすることだとは気がつかなかった。

世話を焼く人が遠く離れてしまうと
寂しくて自分ひとりでは生きていけない気がしていた。

毎日が相手に合わせることで終わっていた。
どんな無理難題でもそんなに気にはならなかった。
自分を省みたとき、自分をいたわることがわからないから
自分のことは考えなかった。

相手が機嫌が悪かったり嫌な顔をしていると
どうしていいかわからずにおろおろして
機嫌を取り繕うと奔走していた。

もたれかかられること
当てにされることと愛情を取り違えていた。
相手の問題は相手に考えさせること無く
私が成り代わって問題の解決に奔走していた。

相手に尽くすことにより自分を見出し
良いお母さん、良いお嫁さんを演じて満足をしていた。

自分の容量よりも仕事を多くこなしてしまった結果
体を壊し、精神的にも破綻していることに
気がついていなかった。

嫌だ嫌いだ出来ないという言葉は
悪いことだと思い、
相手の思い通りの自分を形成していた。






他人の問題にふりまわされていませんか?